全国から199社参集/やまびこジャパン・全国代理店会議

やまびこジャパン(株)(水嶋伸介社長・東京都青梅市末広町1の7の2)は5日、神奈川県横浜市の新横浜プリンスホテルで2025年度やまびこ全国代理店会議を開催した。これには、全国の有力販売店から199社、200名が参集した。今回の会議では、来シーズンに向けた新製品や開発中のコンセプトモデルを展示するとともに、やまびこグループの現況をはじめとして国内営業の展開と開発方針、販売施策などを示し、来春商戦への販売促進ムードを高めるとともに、共に考え拡販に当たっていくことを確認して、更なる躍進を誓い合った。席上、挨拶に立った水嶋社長は、国内営業の課題を示しながら、安全・安心で革新的な製品、サービスの供給やカーボンニュートラル、省力化ニーズに合致した製品の提供を進めていくと語り、「ともに良い方向に進んでいきたい」と意欲を示した。
会議では、映像上映による「新製品紹介」(別項参照)と、やまびこジャパンの役員、社員の紹介に続いて、(株)やまびこ上席執行役員営業本部長でやまびこジャパン(株)の篠原修会長が「やまびこグループの現況について」、水嶋伸介社長が「国内営業の課題について」と題して、それぞれ説明した。
篠原会長は、今年の猛暑や水害に見られる災害リスクの高まり、そしてやまびこグループとして能登半島豪雨災害に対し支援物資の提供を行ったことなどを述べた後、今年、やまびこ発足15周年という節目の年を迎えたことを例に引き、「人間では15歳で若いですが、70歳以上のノウハウを持った15歳。若い挑戦する心と長年培った技術を駆使し、豊かな自然と共生する輝く未来づくりに貢献することを目指しております」と企業の姿勢、理念を示した。
そして昨年のやまびこの売上高1514億円が合併当時と比較し倍増し、また、864億円という2024年の中間決算の数字を示して、「手持ちの屋外作業機であるOPEが北米で拡大し、売上高は7・8%増となり、営業利益も11・4%増の114億円と増収増益を達成した」旨を語り、「特に国内は新型刈払機、ディーゼル発電機、溶接機が好調で、国内販売も堅調に推移している」と報告した。
さらにトピックスとして欧米でのロボットモアの動向と北米でのTVCMによるプロモーション効果を示すとともに、最後にお願いとしてスマート農業技術活用促進法の成立に伴う補助事業への対応を示し、補助事業を活かして売上げ増に結びつけている北海道の事例をあげながら、「皆様と一緒に伸ばしていきたいと」と述べて、理解を求めた。
続いて、「国内営業の課題」と題し話した水嶋社長は、営業体制が今年の1月1日から農業機械4営業部、産業機械2営業部体制になったことを確認しつつ、別項の通り挨拶し、特に重点的に取り組んでいく項目として50ボルトバッテリーでの協業拡大、販売アイテムの充実、ブランド力の強化、安全への取り組みをあげて、様々な電動化ニーズへの対応をはじめ、自社製品の強みを活かすアクセサリー類の充実、各セグメントにおけるブランド力の定着、安全の啓発に取り組んでいくと語り、支援を要請した。
そして共立と新ダイワの創業者である小林、浅本両氏の思い、考えを伝えて「共に良い方向に進んでいく、一緒に考え行動できる組織を目指します」と決意を語った。
この後、休憩をはさんでやまびこが農業政策を見据えて進めている技術開発、方針について、(株)やまびこ執行役員製品開発本部長代理兼開発第4部の千葉光胤部長、同技術推進本部商品戦略部商品戦略第1課の伊藤智樹課長、同エネルギーソリューション推進室の迫田宜久氏がそれぞれの担当部署の立場から、取り扱い製品を取り上げて説明し、これからの方向性や対応などを示した。
続いてやまびこジャパンの千田義則営業本部長が販売施策について説明。主要製品の国内市場の動向とともにセグメント別、そしてブランド別の売上げなどを紹介しながら、今年度も引き続き安全啓発活動を進めていくことを明らかにするとともに、2025年度の各種新製品を示して、今年実施したプラスワンやお試し、そしてお役立ちの各キャンペーンを引き続き展開していくと発表。「よりよい製品、サービスの提供に努めていく」と語った。
この後、農業機械営業部の幹部クラスの社員紹介を行い、会議を無事終了した。









