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令和6年11月11日発行 第3528号 掲載

スウェーデンでバッテリーシェアリング実証実験開始/本田技研工業

 本田技研工業(株)(三部敏宏社長・東京都港区南青山2の1の1)と、スウェーデンで交換式バッテリー搭載電動2輪車のレンタルおよびシェアリングサービスを展開するGoCimo(ゴーシモ・本社:スウェーデンストックホルム市)は、スウェーデンのマルメ市において2025年2月より1年間の予定でバッテリーシェアリングサービスの実証実験を実施する。
 今回の実証実験は、欧州におけるバッテリーシェアリングサービスの受容性、および今回新たに試験運用するバッテリー交換ステーションの適合性に加え、サービス事業としての成立性の検証を目的に実施する。
 Hondaが欧州で販売する電動2輪コミューター「EM1 e:(イーエムワンイ―)」を用いて、マルメ市内3カ所に設置するバッテリー交換ステーション「Honda Power Pack Exchanger e:(パワーパックエクスチェンジャーイー)」で、交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパックイー)」のバッテリーシェアリングサービスの検証を行う。
 この実証実験でHondaは、EM1 e:を30台、モバイルパワーパックイーを60個、パワーパックエクスチェンジャーイーを3基など、ハードウエアとシステムを提供するとともに、これらのアフターサービスを担当する。
 Gocimoは、都市物流市場の拡大によるデリバリー・運送業におけるCO2排出量増加や交通渋滞などの課題解決を目的に2022年に設立。これまでにスウェーデンの2都市(ストックホルム市・ヨーテボリ市)で、バッテリーシェアリングサービスを展開している。
 この実証実験でGocimoは、バッテリーシェアリングサービスの運営、顧客獲得活動、顧客管理、バッテリー交換ステーションの設置場所の確保などを担当。
 また、HondaとCocimoは今回の実証実験を通じ、欧州市場における長期的なパートナーシップの可能性も含めて検討を開始していく。
 Hondaはこれまでに、日本、インド、インドネシア、タイでバッテリーシェアリングサービスを展開しており、今回のスウェーデンでの実証実験開始に伴い5カ国目となる。
 今回のGocimoとの取り組みを皮切りに、欧州の大都市で法人ユーザー向けを中心にHondaの製品を用いたバッテリーシェアリングサービスを拡大していくことで、欧州における2輪車の電動化促進と、交換式バッテリーの普及を目指し、モビリティの電動化をサポートするとともに、低炭素社会の実現に貢献していく。
 執行職2輪・パワープロダクツ電動事業統括部長の三原大樹氏は、「Hondaはグローバルでの電動2輪車普及を進めており、今回のGocimoとのバッテリーシェアリングサービスの実証実験で欧州における電動2輪車の新たなビジネスモデルを構築することにより、それを今後事業化し欧州地域全体へと展開していくことで、電動2輪車とHonda Mobile Power Pack e:の普及を加速させていく」と、コメントしている。

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