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令和6年11月11日発行 第3528号 掲載

秋田農機ショーで新製品発表/タイガーカワシマ

 (株)タイガーカワシマ(川島廣大社長・群馬県邑楽郡板倉町籾谷2876)は1日、第147回秋田県種苗交換会の協賛行事、第76回秋田県農業機械化ショーの同社出展小間において、前処理洗浄機「アクアウォッシュ・ライト」TWS―LS200、袋押し機「パックアシスト」C―PA20の新製品発表会を行った。前処理洗浄機は、道の駅や農産物直売所への出荷前洗浄や農産物の加工前洗浄の省力化を目的とした製品。袋押し機は同社選別計量機「パックメイト」のオプション品として袋の移動の労力を軽減する。
 発表会の冒頭、川島社長は、参集した出席者に謝意を表し、能登半島地震の被災地の1日も早い復興を祈念したのち、「少子高齢化が進む中、農家の皆様が少しでも快適にしていただけるよう持続可能な農業に貢献することを目指している。現時点での全国平均の作況指数が102となっており、今年の稲作は例年以上の収穫が期待されている。このような好調さを背景に新商品がさらに農家の皆様の生産性向上と高品質な農作物を支える一助となることを願っている」などと挨拶した。
 続いて、技術部の関口文隆部長による新製品説明と実演に移った。アクアウォッシュシリーズは、既存のバブリングや高圧噴射では得られなかった食品へのやさしさと抜群の洗浄力を両立した製品。水道水・循環水・エアーをひとつのエジェクタから同時に低圧噴射させることで発生する同社独自の「クリアウェーブ水流」で葉物野菜の洗浄も可能にしている。洗浄槽に野菜を入れて、スイッチオンで洗浄開始。噴射量はバルブをひねるだけで調整できる。
 洗浄ノズルの位置は槽の上部、下部の2通りで、手軽に位置を変更でき、浮き物、沈み物に関わらず使用できる。枝豆の表面汚れや虫の除去、セリの根元汚れ、サトイモの表面汚れなど、多くの野菜に幅広く対応する。
 洗浄によって出た比重の小さい異物は槽上部からオーバーフロー水とともに流れ出て、ごみ取りネットにて回収。異物を除去した水は循環水として再利用する。泥などの比重の大きい異物は槽下部のスノコ下に沈澱させ、水流のまき上げによる再混入を防ぐ。底に溜った異物は、槽の底の排水口を開放することで排出。水道水と循環水の併用で節水にもつながる。
 製品は工具なしで分解できるため、清掃も簡単。前処理洗浄機「アクアウォッシュ・ライト」TWS―LS200のサイズは1500×800×850ミリで、TWS―LS500(1960×900×1140ミリ)をコンパクト化し、キャスター付きで移動可能。より限られたスペースでの前処理洗浄を実現している。実演では、セリとホウレンソウを洗浄した。
 袋押し機「パックメイト」C―PA20は、同社の選別計量機パックメイトで計量した米袋をコンベアで米袋用昇降機「楽だ君」等に移動させる際に使用する。これまでは手で袋の上部を持ちながらコンベアで横移動させていたが、重量のある米袋の初動に作業者の負担が掛かっていた。
 パックアシストを設置し、同機のペダルを足で踏むことで米袋を押し出して、初動をアシスト。コンベア移動をより楽に行える。米袋の取り出し方向に合わせた取り付けも可能となっている。
 会の結びにあたり、営業部の荒井昌宏部長は「弊社は生産者、消費者、作業者のことを第一に考え、開発、営業活動をしている。弊社の製品に一人でも多くの方が興味を持っていただければ幸いである。社員一同、展示会に関わるスタッフ一同、ますます精進していく」と意気込みを述べた。

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