MENU
令和6年11月11日発行 第3528号 掲載

1万台当たりの死亡事故/厚生労働省

 厚生労働省は、5日に行われた第7回農業機械の安全対策に関する検討会で「農業機械による事故・労働災害発生状況等」の資料を提出した。この中から、農機種別の年間出荷台数1万台当たりの農作業死亡事故件数と、休業4日以上の死傷災害事故件数をみる。
 下表は、平成27年から令和4年までの8年間の農機出荷台数1万台当たりの事故・災害件数を算出したもの。農作業死亡事故数を第1優先順位、休業4日以上の死傷災害事故数を第2優先順位として、件数が多いものから順に並べた。
 これによると、スピードスプレヤー(SS)は、8年間の出荷台数が2万4239台、農作業死亡事故件数が54件、1万台当たりの農作業死亡事故件数は22・28件と高い値となった。これに続き、農用高所作業機は同出荷台数1万1376台、同事故件数20件、1万台当たりの農作業死亡事故件数17・58件。乗用トラクタは同出荷台数29万5635台、同事故件数405件、1万台当たりの農作業死亡事故件数13・7件。農用運搬車は同出荷台数7万6119台、同事故件数80件、1万台当たりの農作業死亡事故件数10・51件で、いずれも1万台当たりの農作業死亡事故が2ケタとなっている。
 一方、休業4日以上の死傷災害事故件数が多いのは、ネギ収穫機やニンジン収穫機などで1万台当たりの事故件数は35・17件。農用高所作業機も同11・43件で、高い結果となった。
 【出典】
 農作業死亡事故件数=厚生労働省の「人口動態調査」の調査票情報(平成29年~令和4年の6年間分)を利用し、農林水産省がまとめた情報を再集計したもの、休業4日以上の死傷災害件数=事業者から所管の労働基準監督署へ提出された休業4日以上の労働者死傷病報告の情報(令和2~4年の3年間分)を集計したもの

カテゴリー別最新ニュース