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令和6年11月4日発行 第3527号 掲載

新ミニ・クローラクレーン発売/古河ユニック

 古河ユニック(株)(山川賢司社長・東京都千代田区大手町2の6の4 常盤橋タワー)は10月29日から、住宅建築用のミニ・クローラクレーン「U―CUBE」(最大吊上能力980キロ)の販売を開始した。同機はコンパクトボディの優れた可搬性と液晶ディスプレイによる安全性・操作性に加え、直立型起伏ブームと折曲式ブームを搭載することで、狭い経路に搬出入でき、限られたスペースでも現場に必要なクレーン能力を発揮できる。
 同機は、狭小地における住宅着工施工で、とくに鉄筋コンクリート造の戸建てや集合住宅での資材吊り上げ作業に特化して開発しており、3階建て住宅施行に対応する起伏ブーム3段の(1)URW7035C4―HC1、5階建て程度の低層階ビルや立体駐車場などの施行に対応する同5段の(2)URW7055C4―HC1を新たにラインアップ。伸縮型(テレスコピック式)起伏ブームに折曲ブームを連結することで、従来にない作業範囲の拡大を可能にしている。駆動はディーゼルエンジン。
 両機種とも格納状態でも本体幅は1500ミリとコンパクトに設計。(1)は幅2メートルの直角通路、(2)は同2・4メートルの直角通路を走行でき、大型クレーンが入れない現場への進入が可能。また、新たに脱出モードを搭載。通常のクレーン・アウトリガ操作の制限を解除して、狭いすき間にクレーンを通して現場から撤収する際に必要な操作のみが行えるようにしており、省スペースでの格納・撤収作業が可能になり、建物内へ設置してクレーン作業を行った後、本体を脱出させることができる。
 さらにアウトリガの張り出し位置を、前方各5位置、後方各6位置の選択ができ、加えて同社の乗車型ミニ・クローラクレーンでは初のアウトリガ2段折曲式を採用。アウトリガのロックピンの位置で張り出し状態を6パターン選択できるようにしたことで、前方各30パターン、後方各36パターンの多様な張り出し方法をとることができる。加えて、2段折曲式アウトリガにより、どのアウトリガの状態でも一般的な住宅基礎の高さ(約450ミリ)を跨いで設置が可能、また建物内にも設置できるため、道路を封鎖(通行止め)せずに作業を進められる。
 そのほか、▽(1)は起伏ブームの作業姿勢を3種類(85度、90度、95度)から選択できる▽先進のクレーン監視システムを搭載、液晶ディスプレイで作業姿勢に応じた定格荷重や負荷率などを確認(アウトリガの設置位置を検出、自動で判別)▽同ディスプレイでは機体の前方カメラの映像が確認できる▽連動操作に優れるジョイスティックラジコンに対応、離れた場所でもクレーンの状態を確認しながら作業できる▽誤操作を防ぐ装置など、安全機能が充実―などの特徴がある。

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