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令和6年11月4日発行 第3527号 掲載

好評、竹の有機堆肥/リビングファーム広島

 (株)リビングファーム広島(山本昭利社長・広島県安芸高田市吉田下入江1496)は、竹を使った高品質の竹チップ堆肥「ORGANIC COMPOST~竹取物語~(有機JAS認定)」を企画・製造・販売し、これを使う米農家から「平均以上を保っていた食味値がさらに上がった。しかも堆肥特有の臭いがない」などと好評を博している。
 昔から一部の農家は竹林に土壌改良に使える良い菌が自生しているのを知っており、竹林で刈った竹材を畑に投入して良質な作物を作っていた。山本社長自身、このような作物を幼少より食べて育ち、その味が忘れられなかった。この原体験から「昔ながらの堆肥を使った畑でなければ、良質な野菜はできない」と竹チップ堆肥の開発に乗り出した。
 そこで同社は、安芸高田市内の中山間地域に点在する里山の整備に伴い、竹林で伐採した竹、バーク(樹皮)、おがくず、牛糞を美土里土づくりセンターに集め、竹を破砕したのち、これらを適正な割合で混ぜて発酵させた。この工程を基に試行錯誤の末、高品質な竹チップ堆肥「竹取物語」の完成に至った。
 「竹取物語」の効果はどうなのか。導入済みの農家によると「透水・保水性が良くなり、土壌がフカフカになった」という声が多い。特筆なのは牛糞の臭いがないという外的効果もさることながら、平均値を保っていた米の食味値がさらに上がったという内的効果。古酒のごとく熟成させた「竹取物語」に含まれる微生物がしっかりと畑を耕している証拠だ。
 「竹取物語」は竹の含有量3%の「翁(おきな)」と、20%の「かぐや姫」の2種類がある。価格は、翁(1袋・40リットル)が2780円(税込み)、2袋で5560円(同)。かぐや姫(1袋・20リットル)が2780円(税込み)、2袋で5560(同)である。

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