第76回秋田県農業機械化ショー/鹿角市総合運動公園で11月1~5日開催

「先人に学び農業の未来をひらく―鹿角からひびけ未来へ農の夢」を総合テーマに掲げた第147回秋田県種苗交換会の協賛行事として、第76回秋田県農業機械化ショー(主催=秋田県農業機械化協会・白石光弘会長)が秋田県鹿角市にある鹿角市総合運動公園にて開催される。会期は11月1~5の5日間で、鹿角市での開催は実に9年振り。世界文化遺産を有し、豊かな自然を育む鹿角市は、種苗交換会の先覚者である石川理紀之助翁が農政指導を行った地として縁のある場所だ。東北の大展示会の掉尾を飾る農業機械展として知られる同ショーは今回、23の会員企業・団体と、会員傘下の21社が出展。育苗から収穫、調製まで揃った稲作機械をはじめ、ICT機器・直進機能付きのスマート農機など最先端機器も幅広く揃う。新製品発表も数多く行われる同ショーがいよいよ開幕し、新しい農業機械化を提案していく。
稲刈りシーズンが終わり、県内農業もひと段落がついた11月。今年も秋田県農業機械化ショーが開催され、メーカー各社から多くの新製品が発表される。同ショーは農機市場にとって、東北の秋商戦の終わりを彩るとともに、来年の農機市場を占うものとなる。
新型コロナが5類に移行して1年半が経ち、農機市場も大規模展示会が復活して、通常の賑わいが戻るようになった。秋田に限らず、東北の各地で農機展示会が開催され、活況を呈したのは記憶に新しい。そして、いよいよ秋田展の開幕である。東北農機展の最後を飾る秋田県農業機械化ショーは、各社にとっても最新鋭機械を発表・発信・PRする特別な位置づけの展示会として捉えられており、来場する多くの農家にとっても「この展示会に来れば新しいものが見られる」「ほしいものがある」信頼の厚い展示会となっている。それはコロナ等で途中中止があったものの、76回を数える同ショーの歴史が信頼の厚さと重要性の証左となっていよう。
今年の秋田県農機市場は、昨年の異常気象による米の不作・品質劣化を背景に、米農家の購買意欲が落ち込み、低調なスタートを切った。苦戦を強いられた販売店も多かったようだが、今年の秋田米は天候にも概ね恵まれ、作況は102の「やや良」。米の値上がりにより、農家の懐もようやく潤い、営農継続と新たな投資に意欲が増しているようだ。更なる規模の拡大をはじめ、デビュー3年目を迎えたブランド米「サキホコレ」の生産や、環境配慮型農業に興味を示す農家も多く、それぞれ新しい技術が求められている。
秋田県農業機械化ショーに集まる、最新鋭の技術と新しい機械化の提案に期待が高まる。









