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令和6年10月28日発行 第3526号 掲載

福井の林機展、来場者1万9000人で盛況/2024森林・林業・環境機械展示実演会

 一般社団法人林業機械化協会(島田泰助会長)と福井県の共催による「2024森林・林業・環境機械展示実演会」が20、21の両日、福井県勝山市のスキージャム勝山で開催された。2日間とも晴天に恵まれ、多くの来場者で大盛況だった。今回の展示会には、80の企業・団体が出展。同協会の想定のほぼ倍となる約1万9000人が来場。各社がそれぞれのブースで、最新の林業機械から防護服やヘルメットなどの安全用品、ドローン、森林情報機器といった幅広い製品・サービスを紹介した。
 開幕に先立ち行われた開会式では主催者である林業機械化協会の島田泰助会長が挨拶に立ち、「出展されている機械や装備は新しい林業を推進する原動力として大きな役割を担い、日本の林業を変えていくことが期待される製品ばかり。創意工夫を凝らした展示実演で最新の林業機械や装備の魅力・特色を存分にアピールしてほしい」と話し、展示会の成果に期待を寄せた。
 続いて来賓として、林野庁技術開発推進室長の塚田直子氏が祝辞を述べ、同庁長官・青山豊久氏のメッセージを代読。「林業のさらなる機械化を促進し、スマート林業の推進により、安全性、生産性向上、労働負荷の軽減を図ることで林業をより魅力的な産業にしていくことが重要」と訴えた。
 また、勝山市副市長の小沢英治氏が「勝山市は美しい自然と豊かな森林に恵まれた街。森林資源を守り、持続的に活用するためには日々の管理や技術の革新が不可欠。勝山市としても地域全体の持続可能な取り組みを支援していきたい」と挨拶。
 さらに、昨年11月に茨城県で開催した「2023森林・林業・環境機械展示実演会」の来場者アンケートで、「関心の高かった展示・機械」として最も多くの票を集めたイワフジ工業を表彰し、島田会長が同社の有吉実社長に記念品を贈呈。有吉社長は「得票をいただき、頑張った成果が報われた。展示会での実演やYouTubeでの情報発信などを通して、一般の人にも林業に親しんでもらい、業界のさらなる発展につながることを期待したい」と笑顔でコメントした。
 約5ヘクタールの広大な展示会場には、伐倒・集積をする「フェラーバンチャ」や枝払い・玉切りを担う「プロセッサ」、伐倒から玉切りまでをこなす「ハーベスタ」、木材を運搬する「フォワーダ」など定番の林業機械のほか、重機の遠隔操作システムや新型のラジコン式伐倒作業機など、未来の林業を担う最新機種が勢ぞろい。
 特に各機種の実演会や試乗体験会は実際に見て、触って、感じてもらうことで性能をPRできる貴重な機会として注目を集めていた。
 また、チェンソーの安全性、スピード、正確性などを競う「枝払い競技」や「接地丸太輪切り競技」「ソーチェン着脱競技」などの模擬実演には連日人だかりができ、その技術力の高さで多くの人の視線を釘付けにした。 

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