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令和6年10月28日発行 第3526号 掲載

ニラ調製機など新商品5機種/スズテック

 (株)スズテック(鈴木直人社長・栃木県宇都宮市平出工業団地44の3)は22日、本社で2024年新商品発表会を実施し、(1)ニラ調製機NT801(2)セルトレイ積上機STT400(3)セルトレイ播種機オプションとなる288穴―L組替えキット(4)高速苗箱供給機SNK801(5)軽量培土仕様のフレコンラックSFR1000K―の機能、特徴などを明らかにした。席上、鈴木社長は、米価格の上昇による農家の機械購買意欲の向上を期待しつつ、新たな要員配置を含めた積極的な営業活動で、年内勝負に向け全力でスタートダッシュに臨むと、来春需要の獲得に意欲を示した。
 発表会には鈴木社長のほか三島勲常務、新たに取締役に就いた中塩智之技術部長、8月1日付で営業のトップに就任した松本貴央営業部長、黒子仁技術部副部長が出席した。
 営業部の杉山一朗係長の進行で、まず鈴木社長が挨拶。播種機の総合メーカーとしてシェアアップを図り、今期の計画達成のために年内勝負に向けスタートダッシュに全力をあげると意欲を示した。また、質疑応答の中では、稲作の二極化、集約化の高進とともに施設関連の需要が増えており、情報収集とともに大型案件への対応力を強化。加えて野菜関連についても産地の違いなどを把握しながら適合する機械の開発に力を入れていくと今後の方向性を話した。(鈴木社長の報告内容は次号)
 会の最後に挨拶した松本部長は、重責を担うに当たり社業の発展に全力を尽くすと前置きし、「新商品を出し続けることで、常にナンバー1を目指す。米価格の上昇により農家の購買意欲が上向きとなる中、新商品を起爆剤としてさらなる拡販に努めていく」と春期需要獲得への決意を表した。
 新商品の発表・実演では中塩技術部長が説明に当たった。「ニラ調製機NT801」は、長尺ニラ(53センチまで)に対応し、調製後の葉先から落ちる現象を軽減。強化部品の搭載で結束機の耐久性がアップしたほか、結束後のニラを効率よく排出できるように排出コンベアに連続運転モードを追加、さらにニラ長さ目盛りの追加で調製後のニラの長さを把握できる―などの機能により、最大結束能力800束/時と、ニラの調製作業の省力化に貢献する。販売価格は税込み198万円。
 「セルトレイ積上機STT400」は、覆土後のセルトレイを静かに積み重ねて、セルトレイの移動に従事する作業者の中腰姿勢の負担を大幅に軽減する製品。軽量コンパクト設計で、セルトレイ播種機の延長レールを取り外して連結でき、省スペースでの作業が可能。トレイストップセンサーを標準装備し、積上げセルトレイが満了時には自動停止する。販売価格は同29万9200円。
 セルトレイ播種機のオプションとなる「288穴―L組替えキット」は、同播種機STH2009に適応するもので、同キットに組み替えることで288穴のセルトレイに播種することが可能になった。専用のセル鎮圧ローラーが付属しており、確実にセルの中心に播種できる。特に長野県の産地要望に応えたもので、今後の広がりにも期待。発売時期は来年3月。販売価格は同10万7800円。
 「高速苗箱供給機SNK801」は、新形状のスパイラル機構により、従来機では対応できなかった箱離れの悪い育苗箱でも供給可能にしている。光電センサーの位置調節によって播種機への育苗箱供給タイミングを簡単に調節でき、200~800箱/時の播種機に対応。最大20箱のストックができ、余裕をもった作業を可能にする。発売時期は来年3月。販売価格は同33万5500円。
 軽量培土仕様の「フレコンラックSFR1000K」は、ミニコンにセットすることでミニコンのホッパー部へフレコンバッグから軽量培土の供給を可能にするもの。軽量培土の安定した排出を行うため、すり鉢状の形状に変更、リング間口を広げ、また専用の滑りシートを付属しこれをラックホッパーの内側に貼り付けることでブリッジの発生を抑制、軽量培土がスムーズに排出される。発売時期は来年1月。販売価格は同34万3200円。

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