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令和6年10月21日発行 第3525号 掲載

市場の概況/埼玉県特集

 埼玉県の令和4年の農業産出額は1542億円で全国21位。中でも野菜の産出額が全国9位、花きおよび茶、麦類が7位と高い。野菜のうちサトイモが産出額全国1位、ネギ、ホウレンソウ、コマツナ、カブが2位で、全国有数の生産地となっている。
 米の産出額は全国18位。県東部の早期栽培、中央・西部の普通栽培、北部の米麦二毛作など、地域条件を活かした様々な稲作を展開する。
 同じ県内でも地域によって栽培する農産物が大きく異なるのも特徴で、春日部や久喜などの東部は米が、本庄や深谷などの北部は野菜畑作が、それぞれ盛ん。北部、西部では酪農が行われており、流通する農機の種類も幅広い。
 令和2年時点の県内の総農家戸数は4万6463戸で、減少傾向が続いている。元々は中小規模の農家が多かったが、高齢化や後継者の不在などにより離農が進み、農地集積で大型化する農家との二極化が進展している。担い手の中には経営規模より大きな設備投資をしている農家も多く、新技術の導入や設備投資への意欲は高いという。
 新規就農者数は近年、300人を上回る水準で推移。このうち7割近くが野菜農家となっている。
 多彩な経営類型を背景に、各販売店とも地域に合わせた農機をそろえ、展示会や個別実演会を展開する一方で、地道な訪問活動も続け、修理・整備提案などを積極的に行う。顧客との対話によりニーズや課題を探り、きめ細やかな営業展開で、首都圏の食料供給基地をサポートし続ける。

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