林災防の活動をみる/チェンソー特集

林業現場の安全確保、労働災害の防止は、林業従事者を安定していく上で避けられない最重要課題の1つとなっている。
林業と木材製造業の事業主が、安全衛生の向上を図り、労働災害の絶滅を目指すことを目的に設立された林業・木材製造業労働災害防止協会(中崎和久会長)では、現在展開中の「林業・木材製造業労働災害防止計画(5カ年計画・2023年度~2027年度)」で「4つの措置」によるアウトプット指標と、具体的数値目標のアウトカム指標を定めて、活動を展開。
死亡災害については、令和4年と比較して令和9年までに15%以上減少させることとし、具体的件数として死亡者数30人(林業23人、木材製造業7人)以下を目指している。
「4つの措置」によるアウトプット指標とは、計画の最終年度である2027年までに、(1)林業で「チェーンソーによる伐木等作業の安全に関するガイドライン」に基づく措置を実施する会員事業場を50%以上(2)林業で車両系木材伐出機械作業による労働災害防止のための措置を実施する会員事業場を50%以上(3)木材製造業で機械による「はさまれ・巻き込まれ」災害防止のための措置を実施する会員事業場60%以上(4)非定常作業における災防規定に基づく措置を実施する木材製造業等事業場を有する会員事業場を30%以上とするもの。
このため、6年度においては、取り組むべき重点対策として(1)災防規程の遵守と変更後の災防規程の周知・定着(2)リスクアセスメントの普及と実施の推進(3)安全衛生教育の確実な実施(4)林業の伐木等作業における死亡労働災害の撲滅、木材製造業における死亡労働災害の態様に応じた再発防止の取り組みを基本として進めている。









