2024展示会ガイド/林業・環境機械展示会特集

最新鋭の機械、これからの林業機械化をリードする新製品、そして現在開発中の先進機械が一堂に顔を揃える「森林・林業・環境機械展示実演会」。年々、出展機種、範囲共に広がっており、一段とバリエーション豊かになっている。その中で今年の展示会で刮目すべきものは何か。
見どころとして、次の4点があげられよう。まず、「ラインアップの揃う高性能林業機械」、次いで「展示内容増える造林用機械」、「展示会の華でもあるチェンソー実演」、そして「充実する周辺機器」などだ。
まずは自然と目に飛び込んでくる高性能林業機械から。現在、林野庁が統計としてまとめ公表している「高性能林業機械の保有状況」の対象機種は、8つのカテゴリーがあるが、ハーベスタ、プロセッサ、フォワーダの保有上位3機種はこの「2024森林・林業・環境機械展示実演会」でも主役の座を占める。各種の高性能林業機械を出展するのは、5面、6面に掲載している「出展概要・主要各社の動き」も参考にしてほしいが、林業機械の総合メーカーを標榜するイワフジ工業、ベースマシンを取り扱うコベルコ建機日本、コマツ、住友建機販売、日立建機日本、日本キャタピラーをはじめ、インプルメントとしてのハーベスタを取り扱うのは新宮商行、リタプラス、双日マシナリー。また、フォワーダでは、木材破砕機の実演と併せ新型機をアピールする諸岡、昨年に引き続き出展するPRINOTH、魚谷鉄工、前田製作所が展示する。
ザウルスロボで知られる松本システムエンジニアリングは、これまでの商品群にプラスして新型プロセッサを発表するといったように新鋭機のPRにも力が注がれる。それぞれの小間に実演コーナーを設けて、性能、作業ぶりを披露するのは見逃せない。
そして最近、年々展示機種が増えている造林関連機械の展示。特に下刈り関係では、キャニコムの多目的造林機械、急傾斜地の山地も動き回る車高調整式多機能フレームを扱う筑波重工、大型ラジコン草刈機をラインアップしているサンエイ工業などが顔を揃えるほか、ケービーエルやオカダアイヨンが展示実演する切り株グラインダー、昨年も展示して話題を集めた茨城県森連が扱う電動クローラ式運搬車なども注目の的だ。
また、林業の素材生産現場に欠かせないチェンソー。会場でチェンソーの作業音が聞かれないのは寂しいという参観者も少なくない中、今回は、国内チェンソーメーカーであるやまびこと2つのブランドを扱うハスクバーナ・ゼノアの2社が、WLC(世界伐木チャンピオンシップ)に出場した日本代表選手のデモンストレーションを繰り広げて、最新鋭機をアピールする。チェンソー関係では、ヘルメット、防護ズボンなど安全用品関連の出展が揃っているのも要チェックだ。
最近の木材需給で大きなウエートを占めるようになっている木質バイオマスのエネルギー関係機器が揃っているのも今回の見どころの1つとなっている。樹木粉砕機関係を展示・実演するのは、諸岡、緑産、ウエダ産業、大橋、オカダアイヨン、マルマテクニカ、リョーキ、双日マシナリー、マツボーが主力機種のデモンストレーションを繰り広げる。
見逃せないのは、最近進んでいる林業現場のICT対応、情報機器そしてドローン関係の展示もあげられる。出展企業が明らかに増えている。林業現場の情報化対応をバックアップする。









