佐賀市場の概況/佐賀県特集

農林水産省が発表した2022年の佐賀県農業産出額は1307億円で、21年に比べ8・4%増加した。主に野菜、鶏の産出額が増加したことが要因。野菜はイチゴ、タマネギ価格が上昇。特にタマネギは前年の72億円から172億円に跳ね上がった。鶏はブロイラーにおいて出荷羽数の増加、そして価格も上昇したことから、産出額は前年の87億円から96億円に増加した。一方、果実については、主にミカンの生産量が減少したことから、産出額が減少した。
農業産出額の上位10品目は、米が229億円で1位。以下は順番に、肉用牛(182億円)、タマネギ(172億円)、ミカン(123億円)、ブロイラー(96億円)、イチゴ(89億円)、豚(51億円)、キュウリ(32億円)、アスパラガス(24億円)、レンコン(21億円)。
22年の生産農業所得は630億円で、21年に比べ21億円増加した。
また、佐賀県中古農業機械流通実行委員会主催の「中古農業機械Web展示会」が9月17日から開催されている。会期は25年3月31日までの約半年間。1980年から2日間の対面イベントとして開始し、新型コロナ禍の2020年にWebイベントへと舵を切った。例年であれば会期は1カ月半程度であったが、これについて実行委員会の担当者は、終了してから問い合わせが増加する傾向があるとし、会期を延長したという。これまで購入希望者は販売会社に希望の製品を探してもらうことが常だったが、まず同サイトで出品状況や販売価格を確認できるというメリットがある。同Webサイトでは現在までに84台が出品され(※内4台売約済み。10月7日時点)、トラ・コン・田の主要機以外にも野菜収穫機や草刈機などもある。同担当者によれば、主要機においては大型機よりも小型機の需要が高く、また農業関係者以外の一般ユーザーから、小型の管理機・ティラー・耕うん機を求める声が多いという。同担当者は「ただ販売するだけではなく、その後のメンテナンスなども含め、安心感をアピールしたい」と述べた。
「第26回全国農業担い手サミットinさが」(主催・一般社団法人全国農業会議所)が、25年1月22・23日に「SAGAアリーナ」(佐賀市)で開催される。同イベントは、農業者による交流会や基調講演、農機展示だけでなく、県下6地域(佐城・三神・唐津/玄海・伊万里/有田・杵島・藤津)での現地研修会も実施され、約1000人を超える来場者を見込んでいる。これについて山口祥義佐賀県知事は「日本農業を支える皆様が集い、農業の今と未来を語り合う大会にしたい」とコメントを寄せた。









