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令和6年10月14日発行 第3524号 掲載

農業WEEK出展、バッテリー化提案/やまびこ

 (株)やまびこ(久保浩社長・東京都青梅市末広町1の7の2)は9~11の3日間、千葉市の幕張メッセで開かれた農業WEEKに出展、一部を除きこれから発売予定のバッテリー機器を揃え、環境対応とともに、今後の新たな機械利用のあり方を提案する企画展示とした。
 今回は、ブース内をエコー50ボルトバッテリーシリーズのチェンソー、刈払機などの小型手持ち機器、他社との連携で生まれたミニ耕うん機、自走式マルチチェアーなどを揃えた協賛企業コンセプトモデルのコーナー、ラジコンによる遠隔操作で稼働する自走式草刈機やリモコン式小型草刈機のコーナー、また、テザーハンドル(牽引ロープ)を引けば従事者の動く方向へ追従するロボット台車コーナーなどに分け、バッテリーを活用する機械化作業の姿を示した。
 加えて、バイオエタノール燃料に対応する同社のカーボンニュートラルへの挑戦、次世代のエネルギーシステムとして普及を図っている太陽光発電+発電機+蓄電池を組み合わせた可搬型のマルチハイブリッド発電システムと、同社の人と自然と未来をつなぐ取り組みを幅広くアピールした。
 各コーナーとも数多くの来場者で賑わい、電動化に対するそれぞれの関心の高さが現れており、とくに来年にも発売かと期待が寄せられている電動牽引式追従ロボット台車BTRC200Xについては、これまでにない機構、操縦法で強い関心を引いた。
 同機は、エコー50ボルトバッテリーを2個搭載し、最大稼働時間は6時間。モノを運ぶ重労働の軽労化を狙い、機体前部に付いているロープ(テザーハンドル)を引っ張ったらついてくる簡単な運搬車。果樹園の樹幹周りでもぶつかることなく追従し、上り坂の場合は重さを感じさせず、下り坂では作業者の速度に合わせて走行。止まる時は電磁ブレーキの作用で一定の距離を保って自動停止と、高齢者でも楽に使える。機体寸法は幅850×長1420×高515ミリ。質量はバッテリーなしで78キロ。
 遠隔操作は次の世代へとうたうラジコン草刈機RCM600AUTOⅡ(コンセプトモデル)は、GNSS搭載により、広い範囲での作業を可能にしており、車体の重心を下げることでより安定した走行を実現した。木の下など、GNSS信号が届きにくい場所では、GNSSとSLAMを自動で切り替える機能を実装、これで屋外と屋内との行き来もできるようになった。
 協業企業との連携で生まれたバッテリー搭載製品については、(1)ミニ耕うん機(連携先=オカネツ工業)(2)高設栽培用管理機(同=ニッカリ)(3)自走式マルチチェアー(同=みのる産業)(4)電動クローラ型4輪車(同=エルバーラボ)を紹介した。このうち(2)はエンジン同等の出力でイチゴなどの高設栽培における耕うん作業に使用し、(3)は野菜苗の移植を作業者が乗ったまま楽に行えるもので、機体は軽量化を図り、振動・騒音による作業者への負担・ストレスをバッテリー化により大きく軽減している。

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