安全ウェビナー配信開始/林業機械化協会

一般社団法人林業機械化協会(島田泰助会長)は9月30日、令和6年度の林野庁補助事業である「林業・木材産業全国作業安全運動促進事業」の一環として実施する「林業・木材産業安全推進ウェビナー」のYouTube配信を開始し、安全に対する意識の向上、具体的な対応のあり方などを提供している。Web配信のため、公開期間である11月30日までの間ならいつでも視聴できる。特に今回の安全推進ウェビナーでは、6つの講演を用意しており、現場が取り組むべき対応などを教示している。
今回の「林業・木材産業安全推進ウェビナー」の実施に当たっては、同協会の機関誌である「機械化林業」誌上に、林業労働安全へ取り組んでいく上での各講師のエッセンスを取り上げて、紹介するなど、関心の喚起を図ってきた。
9月30日から始まったYouTubeの配信では、林野庁経営課林業労働・経営対策室課長補佐・西山靖之氏による「林業労働災害の発生状況と労働安全確保に向けた留意事項について」、森林ヒューマン・ファクター研究所・山田容三氏による「林業安全ゲーム『チェーンソー伐木作業編』の活用について」~事業体の労働安全教育の副教材として~」、藤本労働安全コンサルタント事務所CSP労働安全コンサルタント・藤本吟藏氏による「リスクアセスメント~リスクの特定が精度を決める~」、一般社団法人林業技能教育研究所所長・飛田京子氏による「現場作業の見立てに関する教育と指導者の育成」、職業能力開発総合大学校助教・飯田隆一氏による「木材産業における安全診断・評価マニュアルを活用した作業安全の向上」と(株)はぐくみ公房代表取締役・大谷栄徳氏による「大型ドローン導入によるリアルな効果とメリット―現場作業員の労働災害防止のために―」の6つの講演が行われている。
それぞれの立場から、労働安全に取り組む必要性とともに、実現に向けての具体的な方法論などが示されている。山田氏と飛田氏は、労働災害の多い作業であるチェンソーの操作のあり方に切り込んでおり、また、職業能力開発総合大学校の飯田氏は、木材産業の視点から安全対策の進め方を示した。
飯田氏によると、木材・木製品製造業は、林業より死傷年千人率の推移は低いものの、全製造業よりはかなり高い水準だ。
このため、作業安全の向上に向けての積極的な取り組みが継続的に実施されている。特に同業他社で行われている種々の安全対策を自社に採り入れる検討を行うことが対策として有効だと指摘している。
特にフローチャートによる取り組みの評価などを対応策の一つとして勧めている。









