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令和6年10月7日発行 第3523号 掲載

ジビエ利用2729t/農林水産省・令和5年度野生鳥獣資源利用実態調査

 農林水産省は9月27日、令和5年度における野生鳥獣資源利用実態調査結果を取りまとめて発表した。それによると、食肉処理施設が令和5年度に処理した野生鳥獣のジビエ利用量は2729トンで、前年度に比べ30・9%増加した。
 このうち、食肉としての販売目的で処理したジビエ利用量は1731トン(前年度比30・0%増)、ペットフードとしての販売が866トン(同30・4%増)、自家消費向け食肉が120トン(同44・6%増)、解体処理のみを請け負って依頼者へ渡した食肉が12トン(同100・0%増)といずれも増加した。また、食肉として販売した数量1731トンを鳥獣種別にみると、シカが1184トン(同35・9%増)、イノシシが511トン(同15・6%増)、その他鳥獣が36トン(同89・5%増)といずれの獣種も増えている。
 ジビエ利用量を都道府県別にみると、北海道が951トンで最も多く、次いで兵庫302トン、長崎154トン、長野142トン、広島126トン、京都101トンなど。
 また、食肉処理施設が処理した野生鳥獣の解体頭・羽数は18万2627頭・羽で、前年度に比べ15・6%増加した。これを鳥獣種別にみると、シカが12万1117頭(前年度比11・2%増)、イノシシが3万9918頭(同10・6%増)、その他鳥獣が2万1592頭・羽(同66・0%増)となった。捕獲方法別にみると、わな11万1139頭・羽(全体の60・9%)、銃器5万1802頭・羽(同28・4%)、網1万9687頭・羽(同10・8%)だった。
 一方、食肉処理施設で処理して得た金額は54億500万円で、同32・6%増加した。このうち、食肉の販売金額は44億400万円(前年度比28・9%増)となり、鳥獣種別にみるとシカが25億7100万円(同36・3%増)、イノシシが16億4400万円(同15・1%増)、その他鳥獣が1億8900万円(同85・3%増)となった。ペットフードの販売金額は8億8800万円(同41・6%増)となった。

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