スマート農業イノベーション推進会議準備会合を開催/農林水産省

農林水産省は9月30日、都内霞が関の同省7階講堂及びWebで「スマート農業イノベーション推進会議(IPCSA)」の準備会合を開催した。
これは、1日より施行した「農業の生産性の向上のためのスマート農業技術の活用の促進に関する法律」に基づき、スマート農業技術活用を推進するにあたり、開発及び普及の好循環を形成するべく、農業者をはじめ、JA、関係団体、民間企業、高専・大学・研究機関、地方公共団体、農業高校・農業大学校等の多様なプレーヤーが参画する協議会を設置するもの。来年度からの始動を予定しており、現在は準備段階として農研機構にて仮登録を受け付けている。
冒頭挨拶した高橋光男・農林水産大臣政務官(当時)は、スマート農業は持続可能な農業に欠かせない手段であり、普及促進を進めるべく、研究開発から現場実装まで多様なプレーヤーが参画するコミュニティとして同推進会議を設立し、本日はその準備会合であると説明。鍵は技術と人であり、これらの連携を強力に図って生産・開発両面でイノベーションを創出し、日本全国でスマート農業を使ってもらえるよう一丸となって推進するなどと力強く述べた。
続いて、同省より同推進会議の概要が説明された。農業現場及び開発・普及の2つの場面でイノベーションを起こして生産性向上を図るため、同推進会議が両場面で得られた知見を連携・共有する役割を担うとし、具体的には(1)生産と開発の連携(2)情報の収集・共有・発信(3)関係者間のマッチング(4)人材の育成(5)技術的な検討(6)その他―を進めていく。そのうえで、同推進会議の参加を広く呼びかけた。
その後、スマート農業の実践者や有識者4名が基調講演を実施。(株)あさい農園代表取締役・浅井雄一郎、(株)アグリーンハート代表取締役・佐藤拓郎、北海道大学教授・野口伸、(株)日本総合研究所創発戦略センターチーフスペシャリスト・三輪泰史―の4氏が「スマート農業技術活用の促進に向けて」をテーマに講演を行い、パネルディスカッションにて同推進会議への期待などを議論した。









