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令和6年9月30日発行 第3522号 掲載

高収益作物を導入/三重県特集・県の取り組み

 県が策定する「令和6年度三重県水田収益力強化ビジョン(県段階)」に掲げる「高収益作物の導入や転換作物等の付加価値の向上等による収益力強化に向けた産地としての取組方針・目標」では、主食用米の需要が年々減少傾向にあるなか、さらなる水田収益力強化、フル活用を進めねばならないとする。
 そのためには、これまでの麦や大豆、非主食用米などに加え、高い収益性が期待できる野菜や果樹、花木などの高収益作物や、高い労働生産性が期待できる子実用トウモロコシの導入を図る必要があると訴える。
 また県では各地域農業再生協議会の意見や各産地における現状と課題、今後についての協議などを踏まえ、高収益作物のなかでも特に野菜に重点を置き、関係機関、団体と連携。水田における高収益作物の導入促進に取り組むとともに、各地域農業再生協議会とも連携し、更なる産地の創出を目指すとする。これら需給状況を鑑み、ブランド野菜であるナバナを県推進品目に位置づける。 
 同ビジョンの「4 作物ごとの取組方針等」では、県産野菜のうち、主に水田を活用して作付けされる露地野菜について、12品目、21地域農業再生協議会の範囲で野菜産地強化計画が策定されている。
 また既存産地以外にも、新たな産地化の取り組みが行われている。そのため県段階において、各産地で策定された産地強化計画の実現に向けた支援を行い、水田収益力強化およびフル活用を進めている。 
 地域段階においては、トマト、キャベツ、ハクサイ、ネギの指定産地に対する支援のほか、キャベツ、青ネギなど需要の多い加工業務用野菜やイチゴ、アスパラガス、マコモなど、各地域独自のブランド野菜の生産拡大に取り組んでいる。

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