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令和6年9月30日発行 第3522号 掲載

異業種参入を深掘り/森ハブプラットフォームイベント

 林野庁と一般社団法人日本森林技術協会(森ハブ事務局)は20日、東京都江東区の東京ビッグサイトで「森ハブ・プラットフォーム」の今年度第1弾となるイベントを開いた。植林・育林事業などを手掛ける(株)GREEN FORESTERS取締役CSOの中間康介氏が「林業における新規事業開発のポイント」と題して講演。森林・林業分野には異分野からの参入やオープンイノベーションが必要だとした上で、地域ごとにプレイヤーが小規模分散しており、多額の投資を伴うR&Dを行う資本力が不足していることなどを指摘。対策として▽直面している課題と事業規模から逆算して捉えるニーズの範囲を定める▽市場が細分化していることを認識し、ターゲットやニーズを分析する―ことなどの重要性について強調した。
 講演会の後にはトークセッションがあり、中間氏と(株)はんぽさき代表取締役の小林俊仁氏、(株)白糸植物園の望月貴治氏が登壇した。小林氏が今年6月から提供開始した、チームで使う共有地図「LivMap(リブマップ)」を紹介。設備管理、現地調査、農林水産業、災害対応などこれまで紙の地図や高額な専門機器などで行っていた業務をスマホで安価(月額680円)に利用できるようにした。このサービスの開発の経緯などについて説明した。
 さらに、リブマップユーザーの望月氏がサービスの魅力や疑問点などを語り、会場内からは「ぜひ使ってみたい」という声もあがった。
 森ハブ(林業イノベーションハブセンター)は、林業の安全性と生産性向上を図るための新技術の開発に向けて、異分野と林業が融合するプラットフォームの運営や新技術の実装に取り組む地域への伴走支援などを行っている。林業に関するイベントや情報発信などにも取り組んでいる。

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