MENU
令和6年9月30日発行 第3522号 掲載

KSAS概要や入会方法/クボタがWEBセミナー

 (株)クボタ(北尾裕一社長)は13日、KSASに関するWEBセミナーを開催し、同社の担当者がシステムの概要や入会方法などについて紹介した。セミナー要旨は次の通り。
    ◇
 KSASは農業経営課題の解決をサポートするインターネットクラウドを利用した営農・サービス支援システム。パソコンやスマホを利用して電子地図を用いた圃場管理、作業記録、進捗状況の把握といった農業経営を見える化する。
 2014年6月からサービスを開始し、今年10周年を迎えた。多彩な機能でより便利になり、常に進化し続けているKSASは多くの農業従事者に利用されており、好評を博している。
 まずは最も利用されている圃場管理について説明する。圃場が複数あって紙の地図では管理が大変と悩んでいる生産者のために、電子地図で簡単に圃場管理ができるようになっている。圃場名、住所、面積、所有者情報といった詳細な情報を記録し、所有者や作物ごとに区画を色分けすることも可能だ。これにより地図を毎年作り直す手間を削減し、新しい従業員にも圃場の場所をわかりやすく伝えられるようになった。
 圃場の色ごとに完了・未完了といった作業状態が一目でわかるようになっている。スマホでも確認できるので現場にいながら作業を追加するなどの判断も可能だ。作業の進捗状況をメンバー間で容易に共有できるようになり、作業漏れの心配をぐんと減らせる。
 次に作業日誌について。パソコンやスマホからいつでもどこでも作業日誌が作成できる優れもの。エクセル出力機能があるので台帳や提出書類にも活用できる。紙の日誌よりも正確に記録することができ、農作業で疲労困憊の中で事務所に戻ってから日誌を書く手間が省ける。
 資材費の管理も手助けする。年度やシーズンごとに作付計画を作成し、簡単な栽培計画を立てる。農薬や肥料の購入費・使用量を設定すれば栽培面積とかけ合わせて資材費のシミュレーションが可能。
 KSAS対応機なら、機械とKSASが連携しているので、▽位置情報・稼働情報の送信▽自動日誌の作成▽食味・収量の設定▽肥料設定の送信―など便利な機能がさらに増える。クボタ散布用ドローンとKSASを連携すれば自動日誌の内容を基に飛行実績の帳票出力ができる。
 その他の追加機能や他社の営農関連アプリなどを利用できるWEBサイト「KSAS Marketplace(ケーサスマーケットプレイス)」にはGAP管理システムを備えている。
 KSASシンプルコネクトは後付けの通信端末を装着すれば、KSAS対応機以外の機械との連携を可能にするサービス。KSAS対応機以外の機械や中古機、野菜関連機器などの位置情報をKSASで一元管理する他、日誌作成作業の効率化をサポートする。
 KSASに入会するにはまずはWEBサイトにアクセス。必要なものは▽登録用メールアドレス▽クボタふれあいクラブ(カード)または信販会社発行のクレジットカード―の2つだ。
 無料プランと有料プランの2種類があり、無料プランは登録圃場枚数100枚まではシステム利用料がかからない。有料プランは月額2200円(税込み)で圃場枚数の制限なく利用できる。いずれのプランも初年度は無料で入会できるので、まずは短期間だけという人も気軽に試せる。
 同社は10周年を記念して特設サイトをオープン。現在抱えている営農課題を選択するだけで最適なKSAS機能を診断するスペシャルコンテンツなどを用意している。また、利用者へのインタビューも動画で紹介している。
 スペシャルキャンペーンとして新規入会で先着300会員に10周年イラスト入り長袖ウエアをプレゼント。KSASミッションキャンペーンとして9月2日以降に初めて圃場登録、作付計画作成、作業日誌作成の3つのミッションをクリアした人に、抽選でスペシャルグッズを贈る。
 KSASを活用して農業経営を見える化し、データを活用した営農サイクルの実現を目指そう。
 問い合わせはKSASサービスデスク=TEL0120・527・800。
 10周年特設サイト=https://agriculture.kubota.co.jp/special/ksas10th/

カテゴリー別最新ニュース