電動建機を3機種発売/日立建機

日立建機(株)(先崎正文社長・東京都台東区東上野2の16の1)は12日から、バッテリー駆動式ショベルZX55U―6EB(5トンクラス)、ZE85(8トンクラス)、ZE135(13トンクラス)の3機種、および可搬式充電設備を国内で発売した。先行販売の位置づけで、電動建機の効率的な運用方法や顧客の施工現場での使用感を検証する計画。今後、施工現場におけるゼロ・エミッション化の需要に応えるべく、本格的な拡販を目指すとしている。
販売を開始する3機種は、すでに欧州市場には投入しており、バッテリーとケーブル電源の併用で現場や充電設備の設置状況に応じて充電方法を選択できる。また、可搬式充電設備は、同社と九州電力(株)が共同開発したもので、メインユニット、サブユニット、急速充電ユニットの3種類を自由な組み合わせで施工現場に導入でき、例えばメーンユニットにサブユニットを追加接続することで電気容量の拡大、急速充電ユニットを介して充電することで充電時間を約半分に短縮できるなど、現場の状況に応じた電動建機の充電が可能。
世界的にCO2削減の取り組みが進む中、顧客からは電動建機の導入に関心が寄せられているが、施工現場で効率的に電動建機を運用するためには、充電設備などのインフラの整備を含めて電動建機が稼働するための環境整備が必要になる。同社はこうした現状を踏まえ今回の新規販売を進めており、今後も建設現場全体のゼロ・エミッション実現に向けた取り組みを加速していくと意欲をみせている。
3機種の主な仕様は次の通り。
▽型式=ZX55U―6EB▽運転質量=5・3トン▽モーター出力=30キロワット▽バッテリー容量=39・4キロワットh▽型式=ZE85▽運転質量=8・9トン▽モーター出力=40キロワット▽バッテリー容量=99キロワットh▽型式=ZE135▽運転質量=16トン▽モーター出力=74キロワット▽バッテリー容量=198キロワットh









