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令和6年9月2日発行 第3519号 掲載

盛況の第77回岩手県全国農機展/フォトニュース

 岩手県農業機械協会(松田和秀会長)主催による第77回岩手県全国農業機械実演展示会が8月22~24の3日間、滝沢市の岩手産業文化センター「ツガワ未来館アピオ」で開かれた(8月26日付既報)。会期中は、最新のトラクタ、田植機、コンバインのほか管理機、作業機、ドローン、輸入の大型機械など多様な農業機械の実演、展示が行われた。ここでは、盛況だった岩手全国展の様子を写真とともに振り返る。
 今年のテーマは、昨年同様に「チャレンジ農業で新時代を拓く希望郷いわて」で、3日間で約2万1000人の来場者があった。
 開会式であいさつした松田会長は、「高齢化や資材費の高騰など、農業は厳しい状況にあるが、大規模経営を目指す若者や農業法人などが着実に増えている」と、農業の明るい兆しを指摘し、こうした意欲的な農業経営に対し「この展示会で、効率的なスマート農業機械をアピールしていくことが重要だ」と、展示会の意義を語った。
 来賓としてあいさつした佐藤法之・岩手県農林水産部長は、「食料自給率100%を超す岩手県は、その強味を一層発揮して、我が国の食料供給基地としての役割を果たしていくことが重要だ」とし、さらなるスマート農業の推進などに力を入れていくことを述べた。 展示会場では、各社の展示のほか、鈴木農機、ヰセキ東北、みちのくクボタ、やまびこジャパンによる新製品デモンストレーションが行われ、ロボットトラクタ、自動直進田植機、新型コンバインなどが紹介された。
 また、輸入機など大型トラクタ、作業機の展示も充実し、クボタM7など国内の大型機のほか、ジョンディア、マッセイファーガソンなどの輸入トラクタや、畜産向けの大型作業機、牧草用機械などが参観者の目を引いていた。
 実演圃場では、終日、ランダムに各種の機械が実演されており、来場者が自由に見学できる。トラクタと新型の作業機による耕うん作業などで、実際に土の状態や作業スピードなどを確認することができ、試乗も行われた。
 今回、初の試みとして導入したスタンプラリーも好評で、抽選会場には長蛇の列ができた。
 出展社に、今回の展示会の感触を聞いた。依然として「財布のヒモは固い」との見方があるものの、米価の値上がり機運が高まっていることで、購買意欲が盛り上がってくれることを期待する声が多かった。また、「インターネットやカタログだけでは分からない、最新の農業機械を見たいという熱心なお客様が来場してくれている」と、リアルな展示会開催の意義を評価する意見も聞かれた。
 会期中の8月23日には、岩手県主催による「令和6年度データ駆動型農業推進事業現地技術交流会」が開かれ、ドローンの多目的利用に関する講演会と、圃場でのドローンの実演が行われた。

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