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令和6年9月2日発行 第3519号 掲載

製材工場は3749に/令和5年の木材統計をみる

 農林水産省大臣官房統計部が7月に公表した令和5年木材統計。既報の通り、素材需要量は2366万6000立方メートルで前年に比べ228万8000立方メートル(8・8%)減少する中、素材供給量に占める国産材の割合は87・2%で前年に比べ2・1ポイント上昇したことなどが主なポイントだが、この令和5年木材統計では、素材需給の動向とともに、製材の動向、合単板及びLVLの動向、木材チップの動向、集成材及びCLTの動向なども取りまとめている。素材需給以外の動向をみてみた。
 【製材の動向】
 製材工場数は3749工場で、前年に比べ55工場(1・4%)減少した。製材用動力の出力階層別でみると、75・0~300・0kWの階層は前年と同数、1000kW以上の階層は増加しているが、それ以外の階層は減少。
 製材用動力の総出力数は62万7087・8kWで前年に比べて1・2%減少した。1工場当たりの出力数は167・3kWで前年に比べ0・4kW(0・2%)増加した。
 製材用素材消費量は1513万5000立方メートルで前年に比べ87万7000立方メートル(5・5%)減少した。
 製材用出荷量は796万2000立方メートルで前年に比べ63万8000(7・4%)減少した。用途別では、8割強を占める建築用材は648万7000立方メートルで前年に比べ6・8%減となった。
 【合単板及びLVLの動向】
 合単板の工場数は164工場で前年に比べ9工場(5・8%)増加した。「単板のみ」生産している工場は6工場、「普通合板のみ」生産している工場は同1工場、「普通合板と特殊合板」を生産している工場は2工場と増加したのに対し、「特殊合板のみ」生産している工場は前年と同数であった。
 普通合板生産量は253万2000立方メートルで、前年に比べ52万7000立方メートル(17・2%)減少した。
 LVL工場数は15工場で前年に比べ3工場増加した。同生産量は22万8000立方メートルで前年に比べ2万2000立方(8・8%)減少した。
 【木材チップの動向】
 木材チップ工場数は1119工場で、前年に比べ9工場(0・8%)増加した。木材チップ専門工場は327工場で7工場、製材または合単板工場等との兼営工場は792工場で2工場それぞれ増加している。
 木材チップ生産量は526万3000トンで前年に比べ1万5000トン(0・3%)減少した。原材料別では、素材(原木)が241万2000トンで前年に比べ3万4000トン、解体材・廃材が72万2000トンで同2万4000トン増加したのに対し、工場残材は208万4000トンで同7万2000トン、林地残材は4万5000トンで同1000トン減っている。
 【集成材及びCLTの動向】
 集成材工場数は143工場で前年に比べ3工場、CLT工場数は10工場で同1工場それぞれ増えている。
 集成材生産量は167万5000立方メートルで前年に比べ1万6000立方メートル、CLT生産量は1万8000立方で同3000立方メートルそれぞれ増加した。

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