骨肉分離機チビを出展/TATSコーポレーション

(株)TATSコーポレーション(石井達雄社長・千葉県船橋市芝山4の11の11)は8月21~23の3日間、都内有明の東京ビッグサイトで開催された「第26回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」に出展し、「骨肉分離機 TR Chiby チビ」を大きくアピールした。
同機は魚の中骨や端材などを投入するだけで、スクリューにより食材の柔らかい部分(肉など)と硬い部分(骨など)を分離し、スクリーンの穴からミンチが外側に出てきて、骨や皮、うろこは先端から排出される。魚体の大小に関係なく、誰でも1~2人で簡単に新鮮なすり身(チビ身)を作れる優れもので、国内外から問い合わせや導入が多数寄せられている。
同展では今回、チビの新しい活用法として、農産物の絞り機を提案した。同社では昨年より、宮崎県のレモン農家とともに、規格外レモンをチビで果汁を分離するテストを開始。日南産のマイヤーレモン(オレンジとレモンの交配種)をチビで絞ったところ、従来の搾汁機に比べて香りが非常に高く、さらりとした爽やかな酸味が特徴のレモン汁が出来上がった。これを受けて宮崎県日南市の外浦漁協では、古くから伝わるカツオ醤油にマイヤーレモン汁を加えた「虎節ポン酢」を商品化した。シーフードショーでは鯛中骨からのチビ身で作った「鯛の水餃子」にこの「虎節ポン酢」をかけて試食を行い、来場者から高い人気を得ていた。
また、外浦漁協では今年完成した新しい加工場で、チビ1台で農産物も水産物も絞っている。農産物ではレモンや日向夏など柑橘をはじめ、キウイやピーマンなども搾汁し、ジュースなどの原料にして6次産業化に活用しているという。
石井社長は「先日も規格外のニンジンをチビで搾汁したところ、糖度6度の甘い汁ができ、レトルトカレーにかけて非常に好評だった。知恵や工夫によってチビの使い方がますます広がって、機械の引き合いも増えている。今後も外食向けなどの業務用野菜や冷凍食品等の原料加工にさらに使えるのではないか」とチビが持つ活用の可能性と展望を熱く語った。









