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令和6年9月2日発行 第3519号 掲載

食料安保確保とロス削減を/APEC食料安保大臣会合

 農林水産省は、8月18日にペルーで開催された第9回APEC食料安全保障担当大臣会合の結果概要を発表した。
 同会合では食料安全保障の確保等の「APEC食料安全保障担当大臣会合閣僚声明」「APEC食料安全保障担当大臣会合議長声明」及び、食品ロスの防止・削減を促進させるためのアプローチを明確にした「APEC食品ロス・廃棄の防止・削減のためのトルヒーヨ原則」が採択された。
 また、日本からは気候変動問題に対応するため、前日に行われたデータに基づく政策立案の促進により食料安全保障に取り組むための日米共催のワークショップの報告を行った他、同会合のテーマの1つである食品ロスの防止・削減に対応することの重要性や「みどりの食料システム戦略」や「日ASEANみどり協力プラン」等により持続可能で強靭な農業・食料システムの構築に向けた連携の強化について主張した。
 採択された閣僚声明のポイントは次の通り。
 ▽食料安全保障と栄養を改善するために研究・イノベーションを支援・奨励し、効率的な農業生産性を向上▽食品ロス・廃棄を防止・削減し、農業・食料システムを強靭化するために、必要に応じて関連リスク要因を考慮した科学的アプローチを用いて能力構築への投資を促進▽APEC域内の食料安全保障を達成するために、気候変動への適応と影響の緩和に向けた農業・食料システムの改善や、生物多様性の保全、関連するデータ・情報の考慮を目的とした、戦略的な政策とアプローチを確保▽WTOを中核としたルールに基づく、無差別で、開かれ、校正で、包摂的、公平かつ透明性がある多国間貿易システムの実施に向けた取り組みを継続する。

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