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令和5年1月2日発行 第3440号 掲載

2023年の食料安全保障を考える

昨年は新型コロナウイルスの感染拡大やロシアによるウクライナ侵略、北半球を中心とした大規模な干魃などにより、国内外で食料安全保障上の懸念が急速に高まった年であった。特に世界的な穀物生産地であるロシア・ウクライナ両国の情勢は世界の食料供給に深刻なダメージを与えており、両国の穀物輸出は小麦が世界の約3割、トウモロコシが約2割を占めていることから、今回の戦争により穀物輸出が混乱し、世界の食料価格が急上昇。FAO(国連食糧農業機関)によると、昨年3月のFAO食料価格指数は史上最高値を更新した。また、燃料価格や、肥料・飼料といった農業資材の価格も急騰し、各国の農業に大きな影響を与えている。主に昨年行われた関連イベントから、食料安保の状況とその対応策などについてみる。

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