九州農業の新たな展開を探る

九州では2007年以降、飼料作物の作付拡大が続き、耕作放棄地の増加にも一定の歯止めがかかった。北九州はアジアに近く企業進出も盛んで、兼業農家の農機需要も堅調。今春は新幹線が全線開業し、6次産業化や一般企業の農業参入も活発だ。一方、口蹄疫からの復興は遅れ気味、鳥インフルエンザ、霧島山(新燃岳)の噴火、その後も遅霜、麦収穫期の降雨など、地域によっては大きな被害を受けた。昨年まで好調だった根菜類も今年は収量・単価が低下、葉タバコ廃作の約5割は九州で取り組まれる。一つの転換期にさしかかった九州農業の現状と可能性を考えたい。









